沿 革――臼杵造船所


昭 和 【~1989】


主なできごと
昭和63年
(1988
)
8地元政財界の御努力で我が社は誕生した。㈱臼杵鉄工所の設備を貸借して操業を開始。発足時の従業員数は協力会社を含め、244 名でスタートした。


12日本海運㈱ 殿より2,000 G/T 自動車専用船を初受注。
昭和64年
(1989
)
1大分県より建設業の許可取得。

平 成 【1989-2019】


主なできごと
平成3年
(1991)
3「ハイブリッド双船尾型高速船」の研究開発で画期的な成果。平成2年より行ってきた「ハイブリッド双船尾型高速船」の研究開発を終えた。全長70m程度のフェリーボートで20ノット(37km/h)の高速を出す為には、在来船型では1万馬力を要したが、この船型では6,600 馬力ですむもので造船学会にも発表した。
平成4年
(1992)
9㈱臼杵鉄工所より貸借中の工場設備等を買い受ける。
「ハイブリッド双船尾型高速船」の第1船目を完成させた。
野母商船殿向1,150G/T型旅客フェリー ”太古“ 船長70m、主機関3,000馬力2機で、20.56ノットの速力を出した。


1,150G/T型旅客フェリー 太古

以後1,450G/T ”しまんと“ また 700G/Tカーゴフェリー ”関空エクスプレス“ を平成6年3月及び7月に完成させ、好評を得て就航している。

しまんと 関空エクスプレス
しまんと            関空エクスプレス      
平成5年
(1993)
3防衛庁より船舶製造業の資格 “A級” を取得。
7臼杵土木事務所よりワーレントラス橋”新下の江橋を受注、平成7年2月に完成させた。
平成8年
(1996)
3「ハイブリッドマークⅡ型双船尾船」の研究が完了。
以前の「ハイブリッド船型」に比べ約17%の主機馬力低下で船長100m程度の船で25~26ノットの速力を出すことが可能となった。
9防衛庁より水船 ”YW22″ を受注した。
平成10年
(1998)
設立10周年
5第1船台を拡張、5,999 G/Tから8,400 G/Tへ
船台の構造 : セミドック方式
船台の大きさ : 長さ130 m 幅23 m
9第1船台拡張後の第1船、430,000CFT.”REEFER VESSEL”
約8,200トン ”HUMBOLDT REX” を進水させた。


HUMBOLDT REX
平成11年
(1999)
3第1船台を再拡張、8,400 G/T から 9,200 G/T となる。
平成13年
(2001)
3最大積台数 1,800 台の自動車運搬船 ”MALACCA HIGHWAY“ 完工。


MALACCA HIGHWAY
11当社ケミカルタンカーとしては最大の19,500DWT型 第一船 ”FAIRCHEM MAVERICK“ 完工。


FAIRCHEM MAVERICK
平成16年
(2004)
7150T型ジブクレーン設置。ブロックの大型化をすすめる。
平成17年
(2005)
3品質マネジメントシステム(ISO9001)の認証を取得。平成16年より準備を行っていた品質マネジメントシステム(ISO9001)の認証を(財)日本海事協会より取得した。
平成20年
(2008)
設立20周年
平成23年
(2011)
3フィリピン人技能実習生 第1陣 3名 を受け入れ。
11ブロック研掃工場完成。
平成26年
(2014)
33次元船殻CAD/CAMシステム「GRADE/HULL」導入。
5「二相ステンレス鋼のケミカルタンカー実船適用に向けた設計・施工に関する研究開発」終了。
6型鋼自動生産システム導入。
平成27年
(2015)
23次元艤装設計システム「管ナビ」導入。
  
平成28年
(2016)
2「二相ステンレス鋼のケミカルタンカー実船適用に向けた設計・施工に関する研究開発」(第2期)終了。
10NYK STOLT SHIPHOLDING INC殿より受注。
「二相ステンレス鋼のケミカルタンカー実船適用に向けた設計・施工に関する研究開発」を初めて適用したシリーズ船<第1船> ”STOLT HAGI“ 竣工/引渡。

STOLT HAGI
STOLT HAGI
平成30年
(2018)
設立30周年
4福岡造船株式会社殿が弊社発行済株式の90%超を取得するに伴い、同社と企業提携をおこなう。

令 和 【2019~】


主なできごと
令和元年
(2019)
㈱臼杵鉄工所 操業 100周年
6SHOKUYU NAVIGATION CO.,S.A殿より発注「二相ステンレス(KSUS329J3L)クラッド鋼とソリッド鋼との組み合わせ」を世界で初めて採用したオール二相 ステンレスカーゴタンクタイプ ケミカルタンカー”SUN JUPITER” 竣工/引渡。


SUN JUPITER
令和4年
(2022)
2新たな船型への取り組みとして、国際的な環境規制に対応した、船型開発を行い『FUNECS』として商標登録した。
(商標登録番号 第 6508220 号)



『FUNECS』(商標登録番号 第 6508220 号)

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